LinuxでWake on LAN設定

LinuxでWake on LANを使う場合のメモ。大抵の場合、WOLの設定はBIOSとOSにそれぞれ依存しています。

BIOSはベンダ各社によって違いはありますが、だいたい電源管理かブートのオプションとして項目があるはずです。Windowsではアダプターのプロパティをいじりますが、今回はUbuntuで設定する例です。

検索するとethtoolを使った方法がヒットしますが、ここでは違う方法を使います。

最近のUbuntuではnetplanネットワーク設定が集約されており、アドレス設定と同じくWake on LANの設定を書くことができます。
適切なファイル名で/etc/netplan/*.yamlのようなYAMLファイルを作成します。

NIC名(上の例ではenp2s0)の部分は環境に合わせて変更する必要があります。

ポイントはmatch:でMACアドレスを書いているところとwakeonlan: trueを指定するところです。NIC名やMACアドレスはip aコマンドなどで調べて下さい。

設定を有効化するにはnetplanコマンドを使います。

ethtoolの出力でWake-on: gとなっていればOKです。

おわり。