趣味と実益で、Linuxマシンを立ち上げて初期設定・・・という作業をよくやりますが、細かいコマンドを忘れてググることが多いのでメモしておきます。
ゆとりエンジニアなので、まあ動けばいいだろ的な観点で書いていきます。
Linux共通
とりあえずこれがあれば何とかなるコマンド集。
| 操作 | コマンド | 例 |
|---|---|---|
| ディレクトリ内の一覧表示 | ls | ls -lat |
| ファイルの内容表示 | cat, tail | tail app.log -n 100 |
| ファイル作成・編集 | touch, vi | vi .bashrc |
| 該当行の抽出 | grep | cat temp.txt | grep word |
| シャットダウン・再起動 | shutdown, reboot | shutdown -h now |
| ネットワーク設定表示 | ip, ifconfig | ip a |
| ディレクトリ作成 | mkdir | mkdir -p /var/log/app/subdir |
| ファイル・ディレクトリコピー | cp | cp -r ~/dir /tmp/dir |
| ファイル・ディレクトリ削除 | rm | rm -rf ~/dir |
使いこなせると便利なコマンド集。
| 操作 | コマンド | 例 |
|---|---|---|
| リンク | ln | ln -s /usr/local/app-1.2.3-bin-x86 /usr/local/app |
| ダウンローダー | wget | wget http://repo.net/file.tar.gz |
| マウント・アンマウント | mount, umount | mount /dev/sdb1 /mnt/disk1/ |
| SSH接続 | ssh | ssh user@host.local |
| リダイレクト | >, >> | cat temp.txt >> temp-append.txt |
| サービス管理 | systemctl | systemctl restart sshd |
CentOS編
CentOSはコミュニティ版ということもあり、RedHad系ではまずトップに来るであろうディストリビューション。ちょっと前の企業系システムでは、RedHad/CentOSの使い方を押さえておけば特に困らないほどでした。
| 操作 | コマンド | 例 |
|---|---|---|
| パッケージマネージャ | yum | yum install vim |
| パッケージマネージャ | rpm | rpm -ivh package.rpm |
| ネットワーク設定 | nmtui | nmtui |
| サービス設定 | chkconfig | chkconfig httpd on |
シンプルなところが好印象、だけれども、そっけなさすぎるのも時に問題が。Wi-Fiドライバのインストールで挫折した苦い思い出があります。
Fedoraは、、、アップデートすると普通に動かなくなったりするからな。。。
rootで運用してしまう悪癖をつけたのもCentOSです。rootだと何でもできる一方、ファイルシステムの権限管理に無頓着になったりするので、あまりよろしくないのは認識しているのですが。。。
Ubuntu編
Debian系では本家Debianよりも人気なのでは。Desktop版のゴテゴテ感といい、デフォルトで入るパッケージの多さといい、ちょっとお手盛り感がありますね。
| 操作 | コマンド | 例 |
|---|---|---|
| パッケージマネージャ | apt, apt-get | sudo apt install vim |
| サービス設定 | sysv-rc-conf | sudo sysv-rc-conf apache2 off |
このお手盛り感が個人的には苦手なんですが、Raspbian (Raspberry Piの推奨OS)もDebian系、と外堀が埋まってきているので使い方を覚えざるを得ない。。。
基本的にrootログインが無効化されているので、システムに変更を加えようとするとsudoが必要になったりします。